書籍大臣は虚構のなかで

書籍大臣と書いて、"ほんのおおおみ"と読みます。

(7)『宮台教授の就活原論』 / 宮台真司

宮台教授の就活原論 (ちくま文庫) / 宮台真司(2011) 「理不尽な就活を強いるデタラメな社会を生き抜くために、就活の原理を学ぶ本」――表紙にそう書いてあります。宮台氏がこの手の本を書くなら、どういうことを書くのか想像できてしまうほど、若い頃に宮台氏…

(6)『文系? 理系? 人生を豊かにするヒント』 / 志村史夫

文系?理系?―人生を豊かにするヒント (ちくまプリマー新書) / 志村史夫(2009) 文系や理系について考えているので、手にとってみたのですが、副題を見落としておりました――「人生を豊かにするヒント」。本著の内容は、学ぶとは何かという問いに一度も頭をぶつ…

(5)『夜は暗くていけないか』 / 乾正雄

夜は暗くてはいけないか―暗さの文化論 (朝日選書) / 乾正雄 (1998年) 明るいことは善いことである――という前提を押し付けてくる人物と出会ったことはありませんか。明るい未来(が善い)、明るい性格の子(が善い)など、と。でも僕は暗いほうを好みます。そ…

(4)『現代アフリカ入門』 / 勝俣誠

現代アフリカ入門 (岩波新書) / 勝俣誠 *1991年に出版されたものです。 勝俣氏は明治大学の国際平和研究室に属している教授(所長)で、所長挨拶では「そして、そもそも私たちはどんな世界に住みたいのでしょうか」と問うている方です。飢餓の問題、貧困の問…

(3)『たくらむ技術』 / 加持倫三

たくらむ技術 (新潮新書) / 加地倫三 加持氏は、『アメトーーク!』や『ロンドンハーツ』などの人気番組を仕切っている人で、テレビ朝日を救った(?)男とも言われる若手(?)のプロデューサーさんです。 技術というのは、本来は知覚することができないも…

(2)『自分探しと楽しさについて』 / 森博嗣

自分探しと楽しさについて (集英社新書) / 森博嗣 大学教授であり小説家でもある森氏が、だれでも悩んだことのあるだろう「自分とは誰か」「自分らしさとは何か」などについて書いた本です。バリバリの理系らしい「きっちりした文章」は、もしかしたら、村上…

(1)『図書館に訊け!』 / 井上真琴

図書館に訊け! (ちくま新書) / 井上真琴 もし学校がなくなっても、図書館と本屋だけはなくなってはならないと思うのです。司馬遼太郎も、きっと、同じことを思うでしょう。私は古本屋として、本というものを、時には送り動かし、時には拝み抜いてゆきたいの…